IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり
監督:アンディ・ムスキエティ
出演:ジェームズ・マカヴォイ、ビル・スカルスガルド
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ネタバレ注意
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夜に行くとカップルが多そうなので朝に行きました。
まあ、カップルでキャッキャ観るべき映画でしたわ。
でも、ちょっと長い。
今回はもう、ペニーワイズさんが期待をうらぎらない、出てきそうなところで必ず出てきますよ。
ただ、メンバー全員分のトラウマシーンとかやってるのでダレる感じはします。
グロとビックリするシーンは、結構なエグさでした。
シーンによって、ギャグになってるところもありましたけど。
なんかペニーワイズさんがメンタル弱めなんですよね。
主人公たちをビックリさせるけど、なかなか直接攻撃してこなかったり、基本メンタル攻撃なんですけど自分もメンタル弱いっていう。
あと、ヒロインのパーティクラッシャー問題。
旦那の問題はどうしたんだよ。
ビルの気持ちはどうしたんだよ。
気づいたんですけど、アンティークショップのおっさんってキングさんじゃない?原作者の。
面白いけど、蛇足部分が多かった感の映画でした。
【JOKER】
ネタバレがあるので注意です
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名作ですなぁ、本当に。
ホアキン・フェニックスがこんなに素晴らしい俳優だったとは!
社会に見放されまくってどん底のどん底まで落ちていく中年のアーサー、唯一のよりどころの母親の真実を知り信用できなくなり、憧れだったテレビ司会者のマレーからも裏切られ、彼は気づいてしまった。
これはリアルで存在する「社会に適用できない中年独身男性」の何かスイッチを押すことになってしまわないかと思える映画でしたね。
っていうか、私のスイッチが入りそうでしたわ。
バットマンの流れからいうとちょっとズレていて、ブルース・ウェインがまだ子供です。
バットマンが主役の映画だとトーマスは偉大な父ですが、この作品ではお金持ちで政治にも手を出すものの市民からは嫌われる存在です。
追い込まれたアーサーが起こした行動がきっかけで、市民の暴動が始まります。
加速していくアーサーの狂気。
いや、これこそ正しいのではないか?他人の目を気にしておびえたりすることなどない、理不尽な真実などすべて壊してしまえばいい。
そして、皆を笑わせるんだ。
ガリガリに痩せたアーサー。陶酔しているときのくねくねダンス。イライラしているときの凄い貧乏ゆすり。終始吸ってるタバコ。クラウンのメイクも眉が左右でズレてたりするのは彼の不安定さを表しているのか。
アーサーが母親とテレビを見ているとき妄想の世界に入りますが、アーサーの願望が作り出した幻想が純粋な子供のようで、「現実に戻されるのが怖い」と感じてしまいました。
そんな、細かい役作りがホアキンをアーサーに、アーサーをジョーカーに昇華させていった気がします。
これは名作と呼ばれる映画になるでしょう。
でも、あまりにリアルで重たいので、本当になにかの引き金になりかねない可能性があります。
私も名作だと思いますし今後また観ることになるとは思いますが、観るたびに覚悟が必要な映画になるでしょう。
ワンス・アポン・ア・タイム・イン...ハリウッド
ネタバレがあるので注意です
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タランティーノ作品9作目、観てきました。
長いんだけど、ずっとワクワクして観れました。
ただし、次に挙げるキーワードを知らない人は意味不明な映画になるかもしれません。
・シャロンテート事件
・チャールズマンソンのカルト教団
・ヒッピーと葉っぱ
・レッドアップル
私もリアルタイムな世代ではない時代設定なので知識として知ってるだけですけどね。
タランティーノ監督は、これまでも不幸な過去を覆す映画を撮ってスッキリさせてくれましたが、この映画でもシャロンテート事件を軸にスッキリさせてくれました。
きっと、シャロンテート事件のことだけだなく、リアルなレオナルドディカプリオの過去とか、ブラットピットにも照らし合わせてスッキリさせてくれたんだと思います。
この2人がベストフレンドになってるのもグッときます。
タランティーノ作品におなじみの俳優さんから、若手まで皆とても良かった。
音楽も最高だし、エンドロールの最後まで楽しめました。
そして、また「あそこのあのシーンは実はアレだった」みたいな情報を拾って、何度も観てしまうんでしょう。
観ますとも。
【アベンジャーズ/エンドゲーム】※この記事には映画のネタバレがあります
監督:アンソニー・ルッソ、ジョン・ルッソ
出演:ロバート・ダウニーJr、クリス・エヴァンス 他
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ネタバレ
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いやー、観てきました。
2008年のアイアンマンから始まる一連のアベンジャーズシリーズが終焉を迎えました。
サイコーの大円団になりましたね。
よくまとめたなーって感じです。
なにせ3時間、1本の映画としては長すぎるけど、このキャラを多さに対しては短すぎる。
もう事前にここまでの作品を観ているのが前提で、キャラの紹介なんていちいちしません。
唐突に色んなキャラで出てきます。
ニートになった神様は、完全にお笑い担当になってましたわ。
前半は、主要メンバーの個別シーンが続きます。
悲しみから立ち直って皆が集まるために必要な展開だとは思いますが、ちょっと重いです。
ロバート・ダウニーJrは、子供と絡むと更にステキになりますね。
終盤は、集団殴り合い宇宙、あるいは宇宙版クローズ的なやつです。
そして大円団。
シリーズの終わりであることを象徴するように、エンドロール後の映像が今回はありません。
これからは残った若いメンバーの個別な話になるのか、アメコミお得意のやり直しになるのか、2代目を襲名するヒーローが出るのか、わからないけど何かしら次があることを期待しておきます。
【ベニスに死す】※ネタバレ
BSでやっていたので観ましたよ。
伝説的な映画ですし、ネット上でも画像は見かけていたのでビョルン・アンドレセンが美少年なのは知っていました。
でも、映画自体は初めて観たんですよ。
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ネタバレ
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簡単にあらすじを言うと、
情緒不安定で考えごとしがちな疲れ気味の作曲家のおっさんが休養先のベニスで超絶美少年を見つけちゃって、気になっちゃうからずっと眺める映画
なのですよ。
ホテルのパーティーでも、ディナーの時でも、朝食の時でも、おっさんはチラチラ美少年を観てしまうのである。
しょうがない、タッジオ(ビョルン)はずば抜けて美少年だものな!
むしろ、周囲の人々のスルースキルが高すぎると思うのですよ。
ピエールの件で出てきたあの格好の日出郎を吹きださずに深刻な顔でインタビューできる記者のようだね。
この作曲家は単純に「少年に恋した」みたいな感情ではなくて、おそらく自分の中の「美」を超える「美」を知ってしまった高揚感とか、愛情とか、それに対する嫉妬で否定したくもあるけど抗えない複雑で強い感情があるんでしょう。
過去の良い思い出、失敗、そんなものも超える存在なんですよ、浜辺のタッジオ少年は。
作曲家のおっさんは主人公でありながらセリフも少ないので細かい心理が語られることはないのでわかりませんけどね。
とにかく、切ない音楽と、美しい風景と、美しいレディたちと、それを超えるビョルン・アンドレセンの美があればおっさんの命はささげられる、そんな美しい映画でしたわ。
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【キャプテン・マーベル】※ネタバレ注意
どうも666です。
IMAX3Dでキャプテン・マーベルを観てきました。
少々のネタバレがありますので、以下は気を付けてお読みください。
簡単にこの映画の見どころは
・キャプテンマーベルが色々とチート的な強さ
・猫
・サミュエル・L・ジャクソン(若)
・スタン・リーに捧ぐ
て、ところですかね。
なにより、キャプテン・マーベルが強すぎていいんですよ。
両手から光線(?)出しますよ。
それとなく空も宇宙も飛べますよ。
そりゃあ、モヒカンマスクにもなりますよ。
役のブリー・ラーソンさんは、意思の強そうなお顔してていいですよね。
猫がわりとおいしいところもってくし、猫を愛でるサミュエルを楽しめる映画なんですけど、エンドロール見てたら4匹の猫を使ってるっぽいですね(すんごくどうでもいいことですけど)
若くCG処理されたサミュエルはまったく自然でCG感がないです。
技術の進歩ですな。
コールソン役のクラーク・グレッグも若く処理されてるんですが、あまり変わった感じがしませんでした、きっと若い時からあまり変化のないタイプなんでしょう。
この映画の冒頭、マーベルスタジオのロゴがスタン・リーの映像だけになっていて、その後に「スタン・リーに捧ぐ」の一言が表示されます。
マーベル映画のお楽しみ、皆のスタン・リーじいちゃんがもう居ないのは残念でさびしいですが、水木しげるが妖怪の世界にいるように、きっとスタン・リーもコミックの世界で自分のかかわったキャラと過ごしていると信じます。
はじめまして
はじめまして、666と申します。
周囲からは「ろくさん」と呼ばれております。
映画を観るのが好きなんです。
自身の備忘録としてブログをはじめました。
そして他の人とも映画の楽しさを共有できたらと思います。
好みのジャンルは、SF、ホラー、サスペンス、アクション等です。
よろしくお願いします。